30代からの筋トレは「腎」を意識せよ?東洋医学で見る“衰え”との上手な付き合い方

こんにちは若オジです!

みなさんは

「最近なんだか、疲れが取れにくくなった」

「筋トレしても息がすぐ上がってしまう」

30代を過ぎてから、そんな体の変化を感じていませんか?

私は友人と筋トレをすることがあるのですが、同じメニューをこなしていても、自分だけが先に息が上がることがあります。

体力差や慣れもあるだろうと思いつつ、どこか納得いかない——。

そんなとき出会ったのが、東洋医学の「腎(じん)」という考え方でした。

東洋医学における「腎」とは?

東洋医学では、「腎」は単なる「腎臓」ではありません。

腎は、生命力の源であり、生まれ持ったエネルギー(=先天の精)を蓄える場所とされています。

私たちの成長・発育・生殖・老化に深く関係しており、いわば“体の根っこ”とも言える存在です。

特に、男性の場合、古典『黄帝内経』では、32歳~40歳の間に腎の働きが衰えはじめると記されています。

つまり、30代からは“老化のスタート地点”とされているわけです。

筋トレしてるのに疲れるのはなぜ?

私は比較的健康体で、食事にも気をつけていますし、筋トレも習慣にしています。

それでも「なんだか疲れやすい」「呼吸がすぐ浅くなる」と感じることがありました。

一方、私の友人は息も上がらず、淡々とメニューをこなしていく……。

この差は何か?と考えたとき、東洋医学ではこう解釈します。

それは**「腎の強さの違い」=先天的な生命力の差**。

腎が充実している人は、エネルギーの根っこがしっかりしているため、筋トレ後もすぐに回復しやすく、息切れもしにくいと考えられます。

実は筋トレは「腎」に良い?でも注意も必要

東洋医学的に見ても、筋トレは腎を養う可能性があります。

特に、**下半身を中心とした運動(スクワット・デッドリフトなど)**は、腎の活性化に効果的とされています。

東洋医学では、腰〜足まわりが「腎」の影響を強く受けるとされているからです。

ですが注意点もあります。

筋トレは「腎精」を消耗する可能性もあります。

とくに以下のようなケースは要注意です。

疲れているのに無理をして筋トレ 夜遅くにハードなトレーニング 睡眠・食事・休養をおろそかにする ストレスを抱えながらの過剰なトレーニング

こうした習慣は、むしろ腎の力を削ってしまい、回復が遅くなる・慢性的な疲労を感じるといった悪循環につながります。

30代からの「腎を守る」筋トレ習慣

では、どうすればよいのでしょうか?

東洋医学の知恵を参考に、30代からの「腎を守る筋トレ」を意識すると、無理なく体づくりが続けられます。

✔ 筋トレ頻度は週2〜3回でOK

毎日やるよりも、回復を重視。筋肉だけでなく、腎精を蓄えるためにも休養は必須です。

✔ 下半身トレーニングを大切に

スクワットやデッドリフト、ウォーキングなど。腰〜下肢を意識すると腎の活性化に◎。

✔ トレーニングは日中〜夕方までに

夜は腎が回復する時間帯(23時〜3時)。できれば21時以降の筋トレは避けたいところ。

✔ 黒い食材を意識する

東洋医学では、「腎は黒を好む」とされます。黒ごま・黒豆・昆布・山芋・ナッツ・卵など、腎精を補う食材を日々の食事に取り入れてみましょう。

睡眠とストレスケアも筋トレの一部

筋トレは「壊す」作業。回復あってこそ効果が出る。しっかり寝る、深呼吸する、気功などでリラックスする時間も大事に。

自分の体と長く付き合うために

20代までは、多少無茶をしても身体がついてきます。

しかし30代からは、「身体の声を聞きながら動く」ことが必要です。

筋トレは素晴らしい健康習慣ですが、それを“体に負担をかけるだけの行為”にしないことが大切。

東洋医学の視点を少し取り入れるだけで、より深く、長く付き合える筋トレになります。

私自身、息が上がりやすかったり、疲れやすかったりする中で、「腎を意識したトレーニング」を取り入れるようになってから、回復の早さや疲労感の軽減を感じるようになりました。

30代は、ただ鍛えるだけでなく、「どう鍛えるか」を考えるタイミングなのかもしれません。

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筋トレしても疲れが取れにくい30代 東洋医学に興味がある方 自分の体質を見直したい方

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