記憶力が悪い人ほど、実はストレスに強い?意外な真実

みなさんは、自分の「記憶力」に自信はありますか?

私は正直なところ、まったく自信がありません。すぐに忘れてしまうタイプです。昔から勉強も苦手でしたし、何度も同じことを注意されたこともあります。

でもあるとき、読んだ本の中に「記憶力が悪い人の方が、実はストレスに強い傾向がある」という驚きの事実が書かれていました。

これ、本当なんでしょうか?

■ 記憶力が悪い=ストレスに強い? そのワケとは

記憶力が低いと、ネガティブな出来事や失敗を覚えていられません。

つまり、「怒られたこと」「恥をかいたこと」など、嫌なことをすぐに忘れることができるんです。これって、実はストレス対策としてかなり有効だと考えられています。

反対に、記憶力が良すぎるとどうなるか?

過去の失敗やイヤな記憶をずっと引きずってしまい、ストレスを溜めやすくなるんです。

■ 脳科学や心理学でも、実はこんな研究が

最近の認知心理学では、「ワーキングメモリ(短期記憶)」とストレスの関係について研究が進んでいます。

記憶力が強くても、ネガティブな記憶を何度も思い出す癖がある人は、むしろストレスを感じやすくなるという傾向があるそうです。

つまり、記憶力が良い=ストレスに強い、とは限らないということ。

忘れっぽさが“防御本能”になっているとも言えるかもしれません。

■ 部下としては困る?でも今の時代に合ってるかも

もちろん、仕事において「すぐに忘れてしまう」のは問題にもなりますよね。

指導する側としては、何度も同じことを教えなければいけないのはストレスです。

でも今の時代、「叱られてすぐ辞めてしまう」人が増えています。

そんな中で、「怒られてもあまり気にせず、長く働ける人」の方が重宝される時代になっているのかもしれません。

■ 記憶力が悪いことは“悪”じゃない

私自身、「なんでこんなに覚えられないんだ…」と落ち込んだこともあります。

でも、「記憶力が悪いからこそ、切り替えが早くてストレスに強い自分がいる」と思うと、少し気が楽になります。

記憶力が悪くて悩んでいる方がいたら、それは弱点じゃなくて“強み”かもしれませんよ!

そう思えるだけで、少し前向きになれるはずです。

まとめ

記憶力が低い人は、嫌なことを引きずらないためストレスに強い傾向がある 記憶力が良くても、ネガティブに偏るとストレスを感じやすい 忘れっぽさは一種の“ストレス耐性”ともいえる 弱点だと思っていた特性が、実は自分の長所かもしれない

「開き直り」と思われるかもしれませんが、自分の特性を前向きにとらえることは、とても大事な考え方だと思います。

もしこの記事が少しでも気持ちを軽くするきっかけになれば嬉しいです!

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