みなさんこんにちは、若オジです!
私は30代に入り、「このまま成長が止まるのはイヤだ」と思い立ち、英会話を始めました。
今日はレッスン中に感じた“発音の壁”、特に LとRの違い についてお話ししたいと思います。
LとR、みなさんは正しく発音できますか?
英語を学ぶ日本人にとって、この2つの発音は永遠のテーマですよね。
どちらも似たような音に聞こえますが、実際には舌の位置や使う筋肉がまったく違います。
先日のレッスンで先生に「Rの音がLっぽく聞こえる」と指摘され、改めて自分でも違いを意識して練習してみました。
そこで気づいたのは、単なる舌の位置だけではなく、日本語そのものの発声方法が関係しているということです。
1. 日本人には馴染みのない音
日本語では「L」は“エル”、“R”は“アール”と読みますが、どちらも実際には 母音(あいうえお)を含んだ音 になっています。
英語ではLもRも 子音として独立して存在 しており、日本語のように母音で包まれていません。
そのため、日本人にはどうしても“母音をつけてしまうクセ”があるんです。
例えば、
“light” → 「ライ・ト」 “right” → 「ライ・ト」
どちらも同じように聞こえてしまうのは、母音の“アイ”を強く発音しているからなんですね。
2. 日本語と英語では発声の場所が違う
もう一つの違いは、「どこから声を出しているか」です。
日本語は比較的 胸より上(肺や喉) を使って話す言語です。
そのため、声が軽く、フラットで、抑揚が少なくなりやすい特徴があります。
一方で英語は お腹(腹式呼吸) を使って声を出す言語です。
英語のネイティブスピーカーの声が響くように感じるのは、この腹式呼吸による低く安定した発声のおかげです。
「英語を話すときは声が大きくなる」と感じる方も多いと思いますが、それは正しい方向なんです。
3. 日本語は英語より“キー”が高い言語
発声場所の違いは、そのまま 音の高さ にも影響します。
肺や喉からの発声は高い音が出やすく、
腹からの発声は低く太い音が出やすいんです。
英語を話す時に「なんだか上ずった感じになる」「軽く聞こえる」と感じたことはありませんか?
それは、日本語の“高い音”の癖が残っているからかもしれません。
腹から低い音を出そうと意識すると、英語のリズムが自然に安定してくるのを実感できるはずです。
4. LとRの違いは“音の高さ”にも関係がある
ここまでをまとめると、日本語は英語よりも 高音中心の言語 です。
この違いが、実はLとRの発音にも影響していると感じます。
Lの音 … 舌先を上の歯の裏につけて「ル」と発音(比較的高めの音) Rの音 … 舌をどこにもつけず、少し奥に引いて「ゥルッ」と低く響かせる
日本語ではそもそもこの“低い音”を日常的に出す機会が少ないため、
Rを言おうとしても自然とLのように聞こえてしまうんです。
「音の高さ」と「舌の位置」——この2つを意識するだけでも、発音の精度はかなり変わります。
まとめ
日本語は高め、英語は低めの音が多い 日本語は胸や喉、英語は腹から発声する Lは高音・舌をつける、Rは低音・舌を浮かせる
つまり、日本人がLとRを区別しにくいのは、生まれ育った言語の構造そのもの に理由があるんです。
英会話を習う時は、単に舌の位置を真似するだけでなく、
お腹から声を出すことを意識する のが大事だと実感しました。
実際、腹式呼吸を意識するだけで発音が安定し、先生にも「声がクリアになったね」と言われました。
英語を学ぶ上で、発音は避けて通れない壁。
でも、“どこから声を出すか”を意識するだけで、その壁は少しずつ低くなっていくと思います。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
偉そうに語ってしまいましたが、私自身まだまだ英会話ビギナーです。
日々のレッスンの中で気づいたことを、今後もブログで共有していこうと思います。
また次の記事でお会いしましょう!
💡おまけ:自宅でできる簡単練習法
鏡の前で「light」「right」を交互に発音してみてください。
そのとき、舌先が上の歯の裏につくか(L)/浮いたままか(R) をチェックすると効果的です!
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