「創造性の4B」という言葉、聞いたことがありますか?
これは、ひらめきやアイデアが生まれやすい4つのシチュエーションを指した言葉で、「Bath(お風呂)」「Bed(寝る前や起きた直後のベッド)」「Bus(移動中)」「Bar(バー)」の頭文字を取ったものです。
共通しているのは、どれも“リラックスしている状態”や、“頭を空っぽにしている時間”だということ。
忙しさから少し離れて、意識がゆるんでいるときほど、脳は意外にも活発に動いていて、ふとしたアイデアが浮かんできたりするんですね。
ちなみに私はお酒が飲めないので、「Bar」はちょっと縁がなくて…。
代わりに、「ぼーっとする時間」を自分なりの“Bar”として置き換えています。
何も考えず、ただ外を眺めたり、天井を見たり…。そんな“ぼーっとする”時間が、思考の整理やひらめきのきっかけになってくれることも多いんです。
ただ、現代ではこの“ぼーっとする時間”がスマホ時間にすり替わってしまいがち。
手持ち無沙汰になるとすぐスマホを開いてしまうクセ、ありますよね。
でも、それってもったいないことかもしれません。スマホを見ることで、脳が情報で埋まってしまって、アイデアが入り込む余地がなくなってしまうのかも。
だからこそ、意識的に“ぼーっとする時間”を作ってみるのはどうでしょう?
休日の朝にゆっくりコーヒーを飲みながら、ただ何となく過ごす時間。
電車の中でイヤホンもスマホも使わず、景色を眺めてみる時間。
そんな“何もしない”時間こそ、創造性を育てる大事なチャンスかもしれません。

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